ケアマネジャーの選び方

ここでいうケアマネジャーとは、在宅ケアマネジャーの事を取り上げています。

在宅のケアマネジャーのサービス種別は、「居宅介護支援」というものになります。堅苦しくてわかりづらいでよね(笑)

ヘルパー = 訪問介護
デイサービス = 通所介護
ケアマネジメント = 居宅介護支援

こんな感じです。

居宅介護支援という言葉はよく出てくるキーワードなので、居宅介護支援 = ケアマネジャーの仕事(ケアマネジメント)と覚えておいてください。

 

ケアマネってピンキリ、当たりはずれがあるとかよく言われてしまいます。これって、すごい残念です。個人的にはと~っても嫌!!!どうすればよいのか?

このコンテンツは現役ケアマネが教えるケアマネジャーの選び方というタイトルにしましたが、10年以上の在宅ケアマネを通じて感じた事であり、目指すところだと考えています。

色々な考え方があるとは思います。参考になれば幸いです。

 

ケアマネジャーは専門職以前に人と接する仕事、基本は接遇

人の家に訪問する服装をしているのか?清潔感はあるか?

服装

まず基本的なところですが、服装大事です。とってもきれいな服装をしましょうとかではありません。スーツを着る必要もないのですが、人の家に上がってもOKな服装でなければ、やっぱり大丈夫?と思っちゃいますよね。

ケアマネジャーで制服がある会社はあまりないのではないかと感じますが、身ぎれいな服装かユニフォームを着ていたら問題ないかと思います。

スニーカーの踵を踏んでいるとかなしです(笑)学生じゃないんだから。

ケアマネジャーはサービス事業者さんとは異なり、現場ではなくマネジメント側なので、やはり身ぎれいな人の方が良いでしょう。見た目って仕事にも出ますから。

体形 → 肥満はアウト!

太りすぎは厳禁!ぽっちゃり程度は良いと思います。
見た目がいかにも肥満、これはアウトです。

ケアマネジャーは食事や病気の話をする場面の多い職種です。その見た目が肥満とあっては説得力がありません。

過去に、利用者の家族が太ったデイサービス職員を見て、こういいました。「あんな管理能力のない人のいる施設に母を通わせたくありません。」なるほど。その通りです。

見られる仕事というのは、体系の管理も必要ということです。

接し方、話し方

接し方、話し方

ケアマネジャーは専門職と言われます。ケアマネジメントという技法を用いて、介護を始めとした生活面をマネジメントする為、私は専門職だと思っています。

ですが、どの仕事もそうですが人と接する仕事は簡単に言えばサービス業です。サービス業全般に人との話し方については、みな気を付けていると思います。ケアマネジャーだって同じです。専門職だから多少横柄でいいとか、そんなことはないですよね。常に指示的で上から目線の人もいますが、話になりません。

そういったケアマネジャーは論外と言えます。

人それぞれ、接し方には色々あると思います。話し手の距離感をちゃんとつかんでくれる人や、話を傾聴できるのは当然だと思います。話していて信頼できる人はそういう空気を持っています。逆もしかり。

ポイント

話をちゃんと聞いて、質問に答えてくれる等、信頼できる人を選びましょう。とても抽象的であいまいな部分ですが、人と接する仕事というのは、コミュニケーションがとても問われる仕事と考えて良いと思います。

経験よりも誠実さが大事です!

ケアマネジャーは何をもって専門職か?

ケアマネジャーは何をもって専門職か?

管理・調整力が高いケアマネジャーほど、能力が高い

これを見分けるのは非常に難しいのですが、管理・調整力が高いケアマネジャーは、優先順位をしっかりと見極めています。そして、上手くいくネットワークを持っています。

優先順位

優先順位をつけて課題解決をすることはとても大事です。優先順位をつけて課題解決ができなければ、いつまでたっても大きな課題が解決しないといった状況になりかねません。根拠をもって優先順位をつけられる人って多いわけではありません。この能力が専門職としての能力の一つだと考えています。

ケアマネジャーとご本人とで認識している課題の大きさや優先順位は異なることもあり、また要望と課題は一致しないこともあります。そこを含めてケアマネジメントするのがケアマネジャーです。

上手くいくネットワーク

絶対はないのですが、このサービス事業者と連携すれば、問題解決できるという意味です。ベテランケアマネジャーほど、このネットワークは固定されてくるかと思います。

人徳のあるケアマネジャーほど、優れたネットワークを持っています。サービス事業者が仕事をする時、このケアマネジャーからの依頼なら、大変でも頑張ろう!なんて思ってくれます。だから人徳のあるケアマネジャーは良質なネットワークを持っているといえます。

ネットワークは人が集まったチームです。良好な関係のチームとその逆であれば、どちらがいいのか?いうまでもありません。チームリーダーの役割を果たすケアマネジャーの役割ってとても大事です。

介護サービスをどの程度把握しているのか?

介護保険が適用される在宅サービスってとても多いです。メジャーなものからニッチなものまで本当に多いです。すべて覚えておく必要はないのですが、いざとなったら必要になる事もあります。ケアマネジャーをテストをする必要はないのですが、どんなサービスがあるのかざっとでも聞いてみるのはいいと思います。

例えばデイサービスの種類の違いや、訪問介護、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の違いとか聞いてみるといいと思います。これってとても重要なところです。

ケアマネジャーのケアマネジメントは費用対効果に係る事なので、とても重要です。その人にあったプランを低価格で最大限の効果を発揮させるのが望ましいです。

だからこそ、サービスを知っていて活用できるケアマネジャーは、できるケアマネジャーだと思います。

分からないサービスについては、ちゃんとわからないと答えてくれるならいいと思います。

最近感じるのは、介護サービスを勉強している人が増えている気がします。ケアマネジャー任せにするのではなく、介護を受ける側も学んでいくことが重要です。




気づいたら自社サービスばかりが入っている → 説明を求めましょう!

介護保険の在宅サービスって結構多いです。しかもルールは複雑です。とりあえず自社の併設サービスばかり勧めてくるケアマネジャーはアウトです(笑)ただ、儲けたいだけです。お手盛りプランと呼ばれるものです。

ケアマネジャーの問題というよりも会社の問題です。ケアマネジャーを営業マンとして働かせるイメージです。

ケアマネジャーの報酬って結構少ないです。だから、併設サービスを作り、売り上げを大きくするのです。このパターンは、介護保険業界の8割以上です。そもそもそれが問題だろうとも感じますが、そこにメスを入れると、もはや業界自体が立ちいかなくなるでしょう。結局は行政の問題は大きいです。公正中立と謳いながら、よくもまぁ~この仕組みを容認したものです。

ケアマネジャーって会社の中では売り上げも低いので、立ち位置としては低い場合が結構多いです。

その為、よくあるパターンとしては、ケアマネジャーとヘルパーの部署を併設している事業所って多いのですが、とりあえず自社のヘルパーを入れようとするケアマネジャーには、なぜ併設サービスが良いのかを確認しましょう。

必要性があり目的が合致すれば良いのでしょうが、自社の併設サービスである意味がどこにあるのか?それをどうやって説明してくれるのか?ぜひ聞いてみてください。サービス事業所を決める決定権は受ける側にあります。

ケアマネジャーの会社の併設サービスを使うことが悪いのではないのですが、なぜそれが良いのかを説明してくれることが大事だと思います。

説明の一つに「連携がとりやすい」というケアマネジャーがいます。確かにそうなのでしょう。ただ、当方はケアマネジャー業務しか行っておりませんが、皆、業務携帯を持っている時代です。連携で困ったことはないですし、もっと説得力のある説明がほしいなと感じます。

介護を受ける側に決定権があるとお話ししましたが、実際は在宅サービス事業所のこと等知る由がないというのが現状です。となると、サービス事業所をケアマネジャーが選定することがほとんどです。だからこそ、なぜこの事業者を選定したのか?説明できなくてはいけないのです。

ポイント!

介護を受ける側も分からないから仕方ないではなく、学んでいかなくてはいけない時代だと感じます。わからない事や聞きたいことは遠慮せずに、どんどん聞いていきましょう!

ケアマネジャーが担当している件数を確認

あるサイトに担当件数の少ないケアマネの方が、時間を作ってくれるので、担当件数の少ないケアマネジャーを選びましょうとありました。確かにそういった考えもあります。

個人的には件数の少ないケアマネジャーは、人気がないという一面もあります。

私は、それなりに忙しいケアマネジャーの方が、多くのお客さんに支持されている方だと思います。時間にゆとりがありすぎる人より、お願いしたいなと思ってしまいます。

ケアマネジャーが一人が担当できる人数は要介護39名です。

要支援は2名を要介護者1名として計算します。例えば要介護35名・要支援8名で、要介護換算39名となります。

個人的には30件くらいは担当してほしいです。それなりの件数を担当しなければ実践経験は養われません。人気のあるケアマネさんが担当になるといいなと感じます。

件数だけでケアマネジャーを計ることは難しいですが、一つの物差しにはなるのかと思います。

困った時にすぐに動いてくれるのか?

最初からはわからないでしょうが、困った時にどれほど早くタイムリーに動いてくれるのか?困った時だからこそすぐに問題解決に向けて調整してもらえないと、何のための担当なのか本末転倒です。これを感じたら、言いずらいかもしれませんが、変更のタイミングかもしれません。

自宅で看取るとなった際、どんなプランを提示してくれるのか?

近年、住み慣れた自宅で最期を迎えたいと考える人は少なくありません。そんな時、自宅で最期を看取るにはどんなプランを組んでくれるのか?100%とはいかなくても今できる100%のプランを提示してほしいです。生まれる時も大事ですが、亡くなる時もとても大事な瞬間です。

別のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してみる

なんか変だな~、怪しいなと思ったら、別のケアマネジャーに相談してみることをお勧めします。又は地域の包括支援センターに相談するのもありです。地域包括支援センターって、とっても堅苦しい名前で、なんだそりゃ?っと思うかもしれませんが、必ずあなたの住む地域にも担当する包括支援センターがあります。

地域包括支援センターは、地方では行政が直営でやっているところもありますが、私の住む横浜は民間委託です。この民間委託というのがややこしくしている原因でもありますが、困った時の相談窓口だと思って問題ありません。