トライドケアマネジメントは、公平な評価と効率の良い業務フローにより、

無駄を省いた新しい働き方を提案します。

また、そこで得られた利益の還元、循環を真剣に考えている会社です。

はじめまして、代表の長谷川です。現在もトライドケアマネジメントの管理者として業務運営しております。トライドの思いをUPしますので、読み進めていただけるとありがたいです。

なぜトライドケアマネジメントを立ち上げたのか?

なぜトライドケアマネジメントを立ち上げたのか?
  • ケアマネジメントで併設サービスに無理やりつなげることが嫌だった
  • 居宅ケアマネは、結局流してなんぼの営業マンケアマネがほとんどだと感じた
  • 会社の上司は数字を取って来いというものの、具体的なやり方を教えないと感じた
  • 偉そうに専門職ぶっている昔ながらのケアマネは多いが、質が伴っていないと感じていた
  • ケアマネジャーは在宅介護の中心といわれながら、売り上げが低く併設サービスに頼らざるを得ず、とても中心とは思えなかった
  • ケアマネジメントだけで、本気で経営している会社がとても少ないと感じた
  • ステップアップの資格なのに給与が安く、おかしいと感じていた
  • まともに人を評価している会社が少ないと感じていた
  • まともにケアマネジメントを教えてくれる会社が少ないと感じていた
  • 給与や賞与は経験年数ではなく、結果で評価されないことがおかしいと感じていた
  • くだらぬ人間関係で悩むより、もっと前向きな課題と向き合って仕事をしたかった

私が抱いた上司や会社に対する不満です。

起業するまで10年近くケアマネの仕事をしましたが、その中で見えてきたことが上記であり、さらに挙げようと思えばまだまだあります。働く先を変えてももう変わらないだろうと思った為、起業に至りました。

仕方なくの起業です。世の中、起業というと華々しいイメージですが、そんなに甘い世界ではありません。

初期の頃は苦労の連続でしたが、徐々に人が集まり今があります。スタッフには感謝しかありません。

今思うこと

単独型居宅介護支援で本当に良かった

ケアマネジャーはステップアップの資格

併設型の居宅介護支援で働いていた時は、ケアマネジャー=赤字のようなイメージがありましたが、単独型居宅介護支援としていざ始めてみると実はそんなことはありませんでした。

初期の頃はとにかく大変で、給付が立つか立たないかもわからないケース、信じられない程の困難事例がやたらと多かったイメージです。包括支援センターから依頼をもらえるのはありがたかったですが、もはや笑えませんでした。

包括に頼るだけでは限界だと気づきました。単独型居宅介護支援としてどう生き抜くのか?真剣に考える時期でした。

とにかく、使われるケアマネにはなりたくなかった。

単独型居宅介護支援としてのスタイル作り

私がケアマネジャーの仕事をしてきた中で、理不尽だと感じることは多くありました。単純にそれをスタッフにはやらせたくなかったんです。

ただただ困難事例ばかりを依頼され、疲弊していく姿を見たくなかったのだと思います。何かあっても行政や包括は助けてくれるわけではありません。

そうであれば、自分たちで考え、実行し、道を切り開く方がはるかに解決は早いと考えました。

ミーティングでは、どうやって独自のルートを作り新規をとるのか?どんなチームを作れば効率的なケアマネジメントができるのか?件数を持つにはどんな無駄を省かなくてはいけないのか?事務スタッフの業務内容は費用対効果の高いものなのか?等、沢山のことを話し合ってきました。

医療案件が大幅に増え、上位加算が算定できた

現在は、医療機関からの依頼が多く、特にターミナルを多く担当する居宅介護支援になりました。

加算についても特定事業所加算Ⅰと医療介護連携加算はたまたま算定できた加算です。紐解いていくと医療機関との連携が強かったという結論に至ります。

特定事業所加算Ⅰや医療介護連携加算はたまたま算定でき、算定後にその価値に気づきました。当然ですが、現在は加算と真剣に向き合っています。

そして、医療機関との連携は常に意識しながら業務運営しています。

単独型居宅介護支援の先に見えてきたもの

単独型居宅介護支援の先に見えてきたもの

トライドケアマネジメントが見ている世界は、併設型の居宅介護支援や上位加算を狙いに行かない居宅介護支援には、たぶん見えない世界だと思っています。

偉そうにと思われるかもしれませんが、私なりの理由はあります。

居宅介護支援は、一定の人数で特定事業所加算が算定できれば、とても安定した事業になります。更には上位加算であればあるほどより安定します。

数年前まで、「よく居宅だけでやっていけますね?」と言われたものです。人は自分の知らない世界はわからないのです。

単独型居宅介護支援でうまくいっている社長さんは、私の言っている意味がわかると思います。

ケアマネジメントしか武器がなければ、どう生き抜くのか?どう戦うのか?そんなことを日々考えて事業運営をしてきました。つまり、本気になるんです。誰かが考えればいいのではなく、皆で考えてるので必然的にスタッフの意識も高くなります。

併設サービスがついていると、営業マンケアマネになることですぐに売り上げが拡大ができます。そうなると、居宅介護支援としての事業に対する謙虚さがなくなってしまいます。これがダメなんです。

事業に対する甘さです。

併設サービスがあっても堅実に業務運営されている会社もあります。ですが、多くは自社のヘルパー等を無駄に介入させたりするケースが多いと感じます。

長年続いたこの『負の方程式』は、ケアマネジャーの人材難によりもはや成り立たなくなってきているのが現状です。様々な面から見て、単独型居宅介護支援の方が無駄な事を考える必要もなく、効率的だと考えています。

今に至るまで大変なことも沢山ありましたが、みんなで考え乗り超えてきました。

単独型居宅介護支援で上位加算算定は、日本の平均収入を超すことができる

最終的に今言えることは、ケアマネジャーはステップアップの資格であり、年収も450万以上稼ぐことができ、更には人によっては500万も目指せる資格です。働き方や考え方次第で成果も大きく異なります。

起業する前に抱いた不満は解消されました。

トライドケアマネジメントの報酬が高いとは言いませんが、日本の平均年収は越えています。それは安定した事業であると同時に、スタッフが得るべき当然の報酬だと思っています。

人材育成

人材育成

人材育成は目で見て分からない『質』の部分になります。この質を上げることは実はとても大変なんです。

その為、介護業界では多くの企業が人材育成を怠ります。できないと言った方がいいのかもしれません。

具体的なやり方は教えず数字だけをとって来いという会社は多いですが、数字が取れても『質』が担保されていなければ維持は難しいです。一定の質を担保することは、とても大切な事なんです。

トライドケアマネジメントでも開所当初は、忙しすぎて教える事なんてできませんでした。当時のスタッフには申し訳ない思いです。徐々に人が集まり今ではケアマネ全員で教える体制があります。嬉しい事です。

私がケアマネジャーを始めた15年ほど前は、まともに教えてもらえる環境はなく「見て学べ」の世界でした。今はそんなやり方では、この煩雑な仕事を覚えることはできず即退職でしょう。

まず、人材育成を行うには一定の人数が必要です。単純に、人がいなければ教える体制を整えることは難しいのです。よって、人材育成を怠ってしまったり、行うことができないのです。

又、業務マニュアルがあってもまともに使われず「読んどいて」程度の会社は多いのではないでしょうか?私が以前勤めていた会社にはマニュアル自体がありませんでした。マニュアルは人の差を埋める教科書であり、『質』につながるものです。

トライドケアマネジメントは常に業務改善を意識しています。その為、マニュアルの修正も頻繁です。そして、マニュアルを理解するためにミーティングでの周知、説明、話し合いを行っています。つまり、『質』とは、いかに画一的になれる部分を増やすか、なのです。

画一的という言葉を使うと、柔軟性がない等と言われそうですが、高いレベルで画一化されたものは『質』が高いと考えています。

それ以上の部分はソーシャルワークやコミュニケーション力、質問力等の相談援助職としての専門領域なのです。

ほんの一例を説明しましたが、この人材育成をやっていけば、見えなかった道が見えてきます。

無駄なプライドや固定観念ではなく、柔軟に対応できる思考力の方がはるかに価値があります。経験者にはつらい意見だと思います。ですが事実です。できないことを認めた瞬間、人は殻を破り成長します。

まともに人材育成に力を入れている会社が少ない事や、その体制が備えることができないのは業界の課題です。

人の成長は、年齢や経験ではないのです。

変わりゆく世の中を生き抜くには『変われる人と変われる企業』が必要です。

それをやるのが人材育成だと認識しています。

人が変わらなければ、企業は変わりません。だから人を育てることが大事なんです。

常に無駄を省くことを怠らない

それを面倒くさがらずにやることが重要です。それを繰り返すと高い費用対効果を得ることができ、更には利用者数を増やす事につながります。

ケアマネジャーの業務改善はICT活用や、直行直帰等できる事は多いのですが限界があります。更に業務改善を行い無駄を省くには、事務スタッフがどの程度ケアマネ目線になれるか?が大きなポイントです。

昨今の人材難でケアマネ採用は難しくなっています。では事務スタッフはどんな業務を行うか?

トライドケアマネジメントの事務スタッフの業務内容は、ケアマネ視点で業務を行っています。

事務スタッフが行うケアマネジャー補佐業務

事務スタッフはケアマネ目線でサポート

  • 区役所への申請(更新や情報提供の受け取り等)
  • ケアプランデータ連携システムでの提供票送付、ケアプラン送付、実績の取り込み(対応できない事業者へは、FAX・郵送業務)
  • 紙で届いた実績の入力
  • 月に1回の内部監査(ケアマネ同士の内部監査は3か月に1回)
  • 新規のファイル作成
  • 引継ぎケースのデータ入力
  • 訪問日程の分かっている利用者のアセスメント、担当者会議録、ケアプラン、経過記録、モニタリング、退院・退所情報記録書の文例入力(タイトル等の入力)

等です。もっと行っていることはありますが一例です。更にできることはあると考えています。

独自の視点

独自の視点で見ることが重要

周囲に左右されるのではなく、すべての物事に対し独自の視点で見ることが重要だと考えています。

理由は簡単、ケアマネジャーの事を本気で考えている会社がほとんど無いに等しいからです。

周囲に左右されるのではなく、トライドケアマネジメントとしてどうするのか?ここがポイントです。

生きていくためには働くことが必要です。一生懸命働ける期間は、60~65歳までが限界だと思います。

仮に『10年、嫌な人間関係、無駄な業務フロー、公平な評価がない等に我慢して働く』のと、

『10年、笑ったり、楽しんだり、認め合ったり、自身の課題に向き合ったり、成長しながら働く』のでは大きな違いです。

同じ10年を過ごしたとしても、心が錆びるのか?磨かれるのか?同じ時間を過ごしたにもかかわらず結果は大違いです。

だからこそ、職場選びは大事なんです。

あなたは、『なりたい自分』になれていますか?

あなたは、『なりたい自分』になれていますか

我慢してでも望んでいる額の給与がもらえれば十分という人もいるかもしれませんが、労働時間は一般的には一日8時間ほどです。残業でそれ以上職場にいる人もいると思います。

一歩立ち止まって考えてみてください。今やっている仕事の先にあなたの望んでいるものが手に入りますか?

ケアマネジャーとしてどうなりたいかは当たり前ですが、

ケアマネジャーという仕事を通じてどんな人になりたいのか?

何よりも重要なのはここです。そこが明確になると仕事をやる意味(根拠)が明確になります。

在宅のケアマネジャーは人が成長するには本当にいい仕事です。

なりたい自分になることが、仕事の本来の意味ではないでしょうか。

未経験でケアマネにチャレンジしたい方、
現任ケアマネだが転職を考えている方へ

代表代表

当たり前のことですが、転職活動は真剣に行いましょう。

求人サイトから毎日のように届くスカウトのメールに目を向けるのではなく、気になる会社があったらホームページやブログ、SNS等で会社の特色をPRしているのか?更新しているのか?等、待つよりも自分自身で動き出した方が、働きたいと思う会社に出会える可能性は高いです。

時間は貴重です。時間は、全ての人が唯一平等に持っている『お金』です。

トライドケアマネジメントは、人の努力や頑張りを無駄にしないことを真剣に考えています。